母親の死がきっかけで、さびれた商店街に東京から妻子を連れて出戻ってきた邦夫は父親と一緒に酒屋を営むが、仕事をさぼってはパチンコや居酒屋に入り浸る邦夫に愛想をつかし、妻(ちはる)と娘は東京に帰ってしまう。父親は、商店街活性化プロジェクトを実現させるべく奮闘していたが、市からの援助が破談となり、思いつめて自殺未遂まで冒してしまう。父親が自分のために商店街活性化プロジェクトを企画したことを初めて知った邦夫は父のため、商店街のために立ち上がる。
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