村富一家若頭である浪岡政浩（白竜）は、二代目雄仁会体制のもと、命ぜられるままに組織拡大に尽力してきた。しかし、雄仁会本部からの意図の読めない圧力に対し、疑問が浮き沈みするなか、月日だけが流れ、やがて蜜月の時は終わりを告げることとなる。平成１８年５月、雄仁会緊急幹部会にて、二代目会長・松葉誠次郎（岡崎二朗）が突然の引退表明。前触れも根回しもなく、跡目まで決められる盃は呑みきれない。遂に村富一家は、雄仁会と袂を分かつことを決意するのであった。
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