安斉組立花組組長・立花修治(波岡一喜)は大学を出てヤクザになった変り種だが、安斉組最年少組長として周りには知れ渡っていた。立花が愚連隊をかましてた頃、安斉組組長・安斉尊(岩城滉一)と出会い惚れ込み、以降ずっと安斉の背中を見続け「あんな男になりてぇ」と願い、極道として生きる道を決めたのだ。その安斉組のシマ内で大鶴一家のチンピラが、安斉組ご法度であるヤクの取引をしていたことで、大鶴一家との火種が生じる―。大鶴一家と戦争を起こすか、安斉組内部でも亀裂が生じていた…。そして時を同じくして、13年の長きに渡る刑期を終え、安斉組長が出所するのである―。
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